看護師の業務内容について☆彡

ゆすの里の看護業務についてご紹介します。

業務に従事する看護師は、毎朝利用者の皆様一人ひとりに声をかけを行いながら、検温などの健康観察(バイタルチェック)を行っています。

1日2回健康観察を行うことで利用者の皆様の体調を把握することができます。

(血圧測定の様子)

定期的な通院が必要な利用者の方については、あらかじめ受診予定をたて、通院送迎の声かけを行い、受診後の状況把握を行っています。

また、服薬については、服薬カレンダーや薬箱を活用し利用者自身で服用できるようお手伝いをしています。

利用者の方の多くは「自分のことは自分でできるようになりたい」と意欲的に取り組んでおられます。

(服薬カレンダーの様子)

さらに、利用者の皆様が自分自身の健康を維持することができるように、セルフチェックとしての検温や自動血圧計を使用した血圧測定を通して自ら体調管理に努めていただくよう支援しているところです。

感染症予防対策研修

9月28日に「感染症予防対策」のための職場内研修を行いました。

感染症に関する研修は毎年行っていますが、今回は、感染拡大を防ぐための具体的な対応等について講師から説明を受けたあと、実際に施設で発生した場合を想定し、防護具等の着脱の実演を行いました。


<防護服の着用の練習>

<マスク・ガウン・手袋フェイスシールドの脱着の実演>

参加した職員は、いざという時に備えて真剣な表情で取り組んでいました。

ゆすの里では、施設内での感染症の発生や感染拡大を防ぐため、引き続き感染症対策に取り組んでいきたいと思います。

併せて、利用者の皆様に安心・安全な生活を送れるよう職員の資質向上に努めてまいります。

職場実習

9月は障害者雇用支援月間となっております。

ゆすの里でもコロナウイルス感染症対策によって中止していた職場実習を再開しました。

今回の実習先は日置市役所。

路線バスを利用し、無事、実習先に到着すると市役所内を案内された後に、実習に移ります。

作業内容は、封筒づくりです。市役所内の部署同士の連絡用として使う封筒に紙を張ります。

最初は液体糊を使っていましたが、付けすぎて上手くいかなかったこともあり、スティック糊を使用することで順調に作業をすることができました。

その後、市役所内のシュレッダーのゴミ回収も行いました。

Aさんは、高次脳機能障害(記憶障害)があるため、指示された内容を携帯電話のメモ機能やカメラ機能を使って、確認することで記憶を補完することができ、スムーズに作業を行うことができました。

慣れない作業で疲れはあったようですが、市役所の担当の方の「本当に助かります。ありがとうございました。」の言葉に、Aさんも「久しぶりに通勤や簡単な作業をしましたけど、市役所の方々、皆優しくて非常に働きやすかったです。良い経験になりました」と喜びを感じていたようでした。

ゆすの里では今後も、就労前プログラムの一環として、職場実習の機会を多く取り入れて利用者の皆さんの社会参加に向けたお手伝いをしていきたいと思っています。

 

♪言語聴覚療法♪

今回はゆすの里で行っている言語聴覚療法の様子をご紹介させていただきます。

言語聴覚療法とは、話すこと、食べることに関する障害を持った方々のコミュニケーション能力と嚥下(飲み込み)機能の向上を目的としたリハビリテーションのことです。

当施設では失語症や構音障害、嚥下(飲み込み)障害のある利用者の方々に対する言語聴覚療法を用いた訓練を行っています。


失語症訓練 語の理解や書字機能向上を図る訓練です。


構音訓練 口・舌の動作機能、発声機能の向上を図る訓練です。

日々の訓練は言語聴覚士をはじめ理学療法士、作業療法士、心理判定員などの専門職が連携・協力しながら行っています。

訓練を続けている利用者の方々からは、「以前より声がスムーズに出るようになった」「人と話すのが苦じゃなくなった」「話し方を工夫するようになった」「飲み込みやすくなった」との声が聞かれ、訓練の成果を感じていただいているようです。また、コミュニケーションが上手く図れるようになり、食事がスムーズに食べられるようになると笑顔が多くみられるようになりました。

ゆすの里は総ての障害者を対象とする障害者支援施設として障害種別、サービス種別、年齢等に関わりなく専門職によるリハビリテーションなどのサービスを提供しています。

話すこと・食べることは日常生活に欠かせないものです。その人らしく、よりよい生活を送っていただくために、引き続き利用者の立場に立ったサービスの提供に努めてまいります。

よか晩じゃっ🌰②

9月も半ばを過ぎ、日中はまだ暑い日が続いておりますが、夜になると、虫の音色が美しく響き、秋の訪れを感じさせてくれます。

ゆすの里では、9月15日に、今年2回目となる『よか晩じゃっ』と題した夕涼み会を行いました。

お気に入りのお菓子と飲み物を準備して利用者の方々をお迎えしました☆

開始時間前の様子

開始時間の前から様子を伺いに来られる方がちらほらと。皆様楽しみになさってたようです。

外で飲むとうまか!
夕暮れの空を眺めながら
十五夜のイメージで♪

「楽しくてたくさん喋りすぎた」、「普段喋らない人と話せる機会をありがとう」などと他の利用者の方々との交流を楽しまれた方が多くいらっしゃいました!

短い時間でしたが、皆様それぞれ楽しいひとときを過ごし、良い息抜きになったようで、職員一同大変嬉しく思っております!!

あ~よか晩じゃった!!

9月喫茶ゆす

9月5日(火)に毎月1回の恒例行事「喫茶ゆす」を開催しました。

8月は台風の影響で開催できなかった為、2か月ぶりの開催となりました。

利用者の皆様からは「マスターが来るのを待ってた」、「美味しいコーヒーが飲めてうれしい」

と喜びの声が聞こえて来ました。

9月に入り、朝晩は涼しくなってきましたが、日中はまだまだ暑い日が続いています。

この日もアイスコーヒーが人気で、利用者の皆様は「冷たくておいしい」、「もう1杯飲みたい」とつかの間の涼しさを感じておられました。

来月の「喫茶ゆす」もお楽しみに♪

 

8月行事食

夏祭りメニュー(8月10日)

    

【献立】おにぎり・焼きそば・唐揚げ・たこ焼き・焼き鳥・ポテト・枝豆・ヤクルト

 

お盆メニュー(8月14日)

【献立】ご飯・盛り天ぷら・天つゆ・ところてん・薩摩汁・くずまんじゅう

(8月15日)

【献立】ゆかりおにぎり・ぶっかけ炒りソーメン・炒り鳥・柚子風味和え・水ようかん

 

コンビメニュー(8月25日)

【献立】ご飯・チキン南蛮・魚の紫蘇チーズ焼き・蓮根の旨煮・味噌汁・スイカ

今月の行事食・イベント食は、夏祭りメニュー・お盆メニュー・コンビメニューです。夏祭りメニューは、事前に利用者の皆様に「夏祭りで食べたいものは何?」と聞くと、「たこ焼き・焼きそば・ポテト~」などといったご意見がありましたので、屋台に並びそうな希望の品々をワンプレートに盛付け、提供しました。昼食から夏祭り気分が盛り上がり、この後行われる夏祭りでの催し物、キッチンカーやゲームコーナー・抽選会・スイカ割りなど楽しみにされている様子でした。

14日・15日はお盆メニューを提供しました。お盆料理として言い伝えられているのは精進料理。地域によって違いはありますが、ゆすの里でも精進料理を提供し、「天ぷら美味しかった。ありがとう~」という言葉をいただきました。

利用者の皆様のご意見やご要望を取り入れながら、より良い食事を提供出来るように、9月に嗜好調査を行います。引き続き、委託業者と協力しながら、利用者の皆様に満足していただけるよう努めていきたいと思います。

8月健康・栄養講座

ゆすの里では、利用者の健康管理に対する意識を深めるため、生活習慣病の予防、その他健康に関する事項について、看護師及び栄養士による「健康・栄養講座」を毎月1回開催しています。8月のテーマは、「糖尿病について」です。

看護師による、糖尿病の原因や症状・合併症に関する説明のあと、栄養士が糖尿病と食事の関係、食べる順番に配慮した食事のとり方、菓子類・飲料に入っている砂糖の量などについて説明を行いました。生活習慣病である糖尿病の予防の基本は「食事と運動」です。インシュリンの働きをよくするには、肥満を予防し、体重を適正にコントロールすることが必要であり、そのためには歩行や体操など体を動かすことが大切です。日頃から心掛けていただき、健康に過ごしていただければと思います。

ゆすの里 夏まつり

利用者の皆様に夏の風情を感じていただき日頃の訓練の疲れを癒していただきくため8月10日に夏まつりを開催しました。

今年は、キッチンカーのコルネットをお呼びしました。利用者の方々からは、「目の前で作ってくれるからアツアツで美味しかった」、「ソフトクリームが冷たくて最高でした」などの声が聞かれ、出来立ての味を堪能されました。

また、駄菓子屋さんのコーナーや飲食ブースではアルコールやノンアルコール、ソフトドリンクを提供し皆様に冷たい飲み物を楽しんでいただきました。

        

 

利用者の皆様に参加していただくイベントとしてお楽しみ抽選会やスイカ割りを実施しました。

お楽しみ抽選会では、利用者の皆様全員に景品を準備しました。1.2.3等が当たった利用者の方々からは「涼しそうな寝具が当たってうれしかった。」、「日常で使える景品が当たってうれしかった」などの声をいただきました。スイカ割りでは、たくさんの利用者の方々にスイカ割りに挑戦していただきました。スイカ割りに参加してくださった利用者の方からは「思っていたよりスイカって割れないね。でもあてることができてよかった」と楽しんでいらっしゃいました。

 

そして、夏祭りの締めは「花火」です。

まだ少し明るさの残る中でしたが、台風が通り過ぎいつもの夕方より涼しい中で花火を実施することができました。

利用者の方々から「台風が通り過ぎて花火ができてよかった」、「花火をすると小さかったころを思い出します」、「やっぱり花火ってきれいですね」などの声が聞かれ、手持ち花火と置き型花火を楽しまれました。最後はやはり線香花火・・・なんとなくセンチメンタルな雰囲気に包まれました。

来年の夏祭りも利用者の皆様に満足していただけるよう素敵なイベントを企画・準備していきたいと思います。

まだまだ猛暑が続くようですが、熱中症に気をつけてお過ごしください。

7月安全教室

7月27日(木)にゆすの里安全教室を開催しました。

ゆすの里では、利用者の皆様に『安心・安全』に生活していただくための取組として毎月1回安全教室を開催しています。

梅雨が明け夏空がまぶしく輝く夏本番となってきました。

この夏を快適に過ごしていただくために、今回は「身の回りにいる危険生物」をテーマとして取り上げました。

害虫などの危険生物は身近な生活圏にたくさん生息していますが、刺されたりかまれたりすると、痛いだけでなく発熱するなど極めて危険な存在です。

特にアウトドアや家庭菜園、川や海の近くの公園で遊ぶときなどはなるべく皮膚を保護する服装で毒に触れたり刺されたりする危険から身を守ることが大事です。

説明を聞かれた利用者の方からは「蚊は刺されるとかゆいし、蜂は刺されたら痛いもんね。草木に触れるときには長袖がいいね。」といった声が聞かれるなど安心・安全について理解を深めていただきました。

まだまだ暑い日が続きますが、元気に夏を乗り切りましょう!