ゆすの里からのお知らせ

2023年09月26日

♪言語聴覚療法♪

今回はゆすの里で行っている言語聴覚療法の様子をご紹介させていただきます。

言語聴覚療法とは、話すこと、食べることに関する障害を持った方々のコミュニケーション能力と嚥下(飲み込み)機能の向上を目的としたリハビリテーションのことです。

当施設では失語症や構音障害、嚥下(飲み込み)障害のある利用者の方々に対する言語聴覚療法を用いた訓練を行っています。


失語症訓練 語の理解や書字機能向上を図る訓練です。


構音訓練 口・舌の動作機能、発声機能の向上を図る訓練です。

日々の訓練は言語聴覚士をはじめ理学療法士、作業療法士、心理判定員などの専門職が連携・協力しながら行っています。

訓練を続けている利用者の方々からは、「以前より声がスムーズに出るようになった」「人と話すのが苦じゃなくなった」「話し方を工夫するようになった」「飲み込みやすくなった」との声が聞かれ、訓練の成果を感じていただいているようです。また、コミュニケーションが上手く図れるようになり、食事がスムーズに食べられるようになると笑顔が多くみられるようになりました。

ゆすの里は総ての障害者を対象とする障害者支援施設として障害種別、サービス種別、年齢等に関わりなく専門職によるリハビリテーションなどのサービスを提供しています。

話すこと・食べることは日常生活に欠かせないものです。その人らしく、よりよい生活を送っていただくために、引き続き利用者の立場に立ったサービスの提供に努めてまいります。